『グレイズ』のメレディス、『SATC』のキャリー、好きなんだけど!?“うんざり”するキャラクターたち!
「このドラマ、好きなんだけど主人公にうんざり…」「ああ、またこのキャラ、こんなことやっちゃって…」と、日頃から海外ドラマを見ながらブーブー言っているみなさん! 思いの丈をぶちまけて、一緒に楽になりませんか? 海外ドラマNAVIの独断と偏見で、うんざりするキャラたちをピックアップ!
●人気ドラマ『SATC』、実はうんざり度が人気の秘密!?
まずは、今年6月に映画版第2弾の公開が予定され、今も人気が衰えない『SEX AND THE CITY』から。このドラマのうんざりキャラといえば、間違いなくキャリーでしょう。自分のことだけならまだしも、友達のセックス事情までコラムのネタにしてしまう図々しさ、何だかんだで恋愛依存体質。
パトリシア・フィールドが手がけた衣装でファッションアイコンとして一躍注目されるようになったものの、「こんなニューヨーカーいないし!」と叫びたくなるような“奇抜”を超えて“奇妙”なファションも多々。みなさん、本気でキャリーってカワイイって思ってますかー?
それに、ミランダだってシャーロットだってサマンサだって、みんな一度は“ナマ乳首”を出しているのに、キャリーだけはスケスケ乳首だけっていうのも、なんだかズルイぞー!
とはいうものの、キャリーに共感する女性が多いというのも認めざるを得ない事実。“身から出た錆”という“ことわざ”を地で行くキャリー。自分の気持ちに素直なだけに、そのダメダメ加減がカワイく見えちゃうときもあるのよねー。やっぱり映画版第2弾にも注目!
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●でました!『グレイズ・アナトミー』の二大うんざりキャラ!
続きまして、第5シーズンがフィナーレを迎えようとしている『グレイズ・アナトミー』には二大うんざりキャラが。
1人は主人公のメレディス。本人が認めているように、彼女の性格はネクラ。猜疑心が強くて人を信じることができないタイプ。インターンとしてシアトルグレースに来る前からアテンディング(デレク)手なずけちゃってる寝業師で、自分を本気で思っている同僚(ジョージ)をもてあそんじゃうし、とにかくデレクとのくっついたり離れたりに「勘弁して~」と叫びたくなること多々。けれども、そんなメレディス、第5シーズンでは大きく成長。オペの失敗から自暴自棄になるデレクをむしろ支える立場に! メレディス、今シーズンでうんざりキャラを卒業か? はたまた来シーズンでうんざりキャラに逆戻り!?
それから、このドラマのもう1人のうんざりキャラといえば、イジー。なんてったって、恋人デニーの心臓移植の順位を上げるために補助心臓のコードを切るという暴挙に出たときには「オイオイ!!!!!」と叫んだ視聴者がどれだけいたことか。それだけの騒動を起こしておきながら、カリーからジョージを寝取っちゃったり、結局元カレのアレックスと元サヤに収まったりと大忙し。患者にすぐに感情移入する性格も、なんだかなぁ…。そんな彼女、第5シーズンでは転移性メラノーマに冒されて命の危機に瀕するという悲劇に見舞われる結果に! うんざりなんて言ってゴメン。元気になってこれからもうんざりさせて~!
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●『LOST』で2人のイケメンをもて遊ぶうんざりキャラって…
それから、ファイナルシーズンの放送が待ち遠しい『LOST』。
このドラマ、フラッシュバックやフラッシュフォワードがうんざりするほど多く、時には謎が謎を呼ぶ展開そのものにうんざりされられることもあるけれど(そこが最大の魅力でもあるんだけどネ)、その中でも特にうんざり度がピカイチなのがケイト。ただでさえ出しゃばりキャラだというのに、ジャックとソーヤの間で見事に揺れてくれちゃうもんだから…。ドラマの結末とともに、彼女がどのような終着点を見出すのか。うんざりさせられてもやっぱり気になる…。
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●『プレスン・ブレイク』弟はまるで○トーカー!?
日本では本国以上に人気の高い『プリズン・ブレイク』。何といっても、主役のマイケル・スコフィールドが大人気だけれど、彼にうんざりしている視聴者も少なくないとか!? だって、マイケルってまるで兄のストーカーみたい。そもそも、全身に刑務所の設計図を入れ墨しちゃうなんてコワっ。「耳なし芳一」も真っ青です。でも、この入れ墨がポイントとなった第1シーズンがやっぱり一番面白かったよね~。最終シーズンは、もはや“プリズン・ブレイク”(脱獄)とはかけ離れた内容になってたし…。
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●年齢詐称は罪だゾ!な『ヴェロニカ・マーズ』
演じる俳優とドラマのキャラクターの年齢のギャップに“うんざり”なのが『ヴェロニカ・マーズ』のヴェロニカ。演じているクリスティン・ベルは、放送開始当初の年齢で24歳。もっとピチピチで若々しい俳優がヴェロニカを演じていれば、もっとドラマが面白くなったんじゃないかと思ってしまうわけで…。まあ、ヴェロニカの老けぶりも、『ビバリーヒルズ高校白書』のアンドレアにはおよびませんが(笑)。アンドレア役のガブリエル・カーテリスは、放送開始当初ですでに29歳ですからねー。まったく、向こうのキャスティングの大胆さは、うんざりというよりあっぱれです。
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●いつまで続く!?『デスパ』の崖っぷちぶり!
まもなく第5シーズンが日本上陸する『デスパレートな妻たち』。ただの“妻”じゃ済まされない強烈な個性を放つウィステリア通りの住人たち。中でも最も人をうんざりさせる才能に長けているのがスーザン。一見、ドジなところが可愛らしいチャーミングな女性といった感じだけれど、その裏には狡猾な一面が見え隠れ。誰にでも好かれたい(一番でいたい)という八方美人な性格の持ち主で、いい年して超甘えん坊。娘の方がよっぽど精神年齢が上って感じ。しかもこのキャラ、日本では吹き替えのせい?でますますうんざり度がアップしている!?
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●『ゴースト~天国からのささやき』では胸の谷間攻撃にうんざり!?
ドラマの本筋とは関係なく“胸の谷間”が大暴走! これでもか!の谷間攻撃に“うんざり”させられちゃうのが『ゴースト~天国からの
ささやき』のメリンダ(ジェニファー・ラブヒューイット)。くさいセリフもオンパレードで、観ているとあっという間にお腹いっぱいの気分に。「今
夜のホームランはお預け!」なんて言われちゃぁ、うんざりどころの騒ぎじゃありません、ホント。
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●『ゴシップガール』のセリーナもうんざりキャラだった!?
最後に、『デスパレートな妻たち』同様、もうすぐ新シーズンの放送がスタートする『ゴシップガール』。このドラマの主人公、セリーナにもうんざりするときが…。彼女、パーティーガールとしてその名をとどろかせていた割には、意外と性格が素直で正義感あふれる一面があるんだけれど、そのギャップが偽善的でむしろうんざり。せっかく誠実な彼氏ダンと付き合い始めたと思ったのに、性悪な旧友ジョージーナの登場で事態は急展開。結局2人は別れることになっちゃうし…(あ、ジョージーナこそうんざりキャラナンバーワン!?)。そして、そんなジョージーナに惑わされたダンも、十分うんざりキャラに…。セリーナとダンという意外な組み合わせのカップル、嫌いじゃなかったんだけどな~。第2シーズンでは、ブレアとチャックの関係に注目するしかないか。
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というわけで、みなさんにとってのうんざりキャラは誰でしょうか? うんざりするっていいながらも実は大好きだったりするのがファン心理!? それだけ注目されているってことだから、アンチ(?)が増えるのは、ある意味ドラマの成功の象徴なのかも!
■『LOST』ファイナル・シーズン
海外ドラマチャンネルAXNにて、5月プレミア放送決定!
5月22日(土)21:00~22:00
©ABC Studios
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ドラマナビ編集部
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