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2009.11.09

『デスパ』『クリミナル』『グレイズ』『プラプラ』出演キャストのコメント、そして最新情報!…ディズニーABC開催のジャンケット

10月3〜9日のInternational Press Junket (IPJ)に参加した。米国ではここ4〜5年、エミー賞授賞式放送の翌日から、新シーズンが始まるようになっている。というわけで、2009〜2010年のシーズンは9月21日の週に始まり、ディズニーABCは、新番組、継続番組ともに第1〜2話放送中にこのジャンケットが開催された。

ジャンケットとは、海外から取材に集まって来るジャーナリストと地元の外国人ジャーナリストに、撮影所が制作中の作品のキャストをインタビューして記事にしてもらい、宣伝効果を狙うイベント。今回のディズニーABCのジャンケットでは、ディズニー/ABCビル内の会議室、または番組のセットか撮影所内の会議室でインタビューが実施された。週末には、カナダやLA近郊で撮影されている番組の出演者が駆けつけ、ゆったりインタビューが行われた。平日は、ジャーナリストがセットまで出向き、撮影の合間に顔を出す俳優にインタビューをしたが、出番が来るとさっさとセットに消えてしまうので、とにかく誰が登場して、どれ程時間を割いてもらえるかは不明。その日の撮影状況任せだ。しかも、セットは使用中で歩き回れないため、単に取材陣が俳優の職場に出向くという意味合いしかない。

『クリミナル・マインド』は、セットの中にも入れてもらえず、撮影所の簡易事務所に缶詰となり、俳優が登場するのを待つのみ。トーマス・ギブソン以外は、全員顔を出してくれ、画面からは想像できない愉快な素顔を垣間見た。何よりも印象的だったのは、皆がジョー・マンテーニャを尊敬していること。AJクックは「不平不満を口にするのを聞いたことがありません。文句が出そうになったら、『ジョー、ジョー、ジョー』って唱えるの」と言う。マンテーニャ自身は「この番組はワンマンショーではないから、引き受けました。コールシートの一番最初に載っている俳優として、歳の功で引っ張って行く、和やかな職場で働けるようお手本になるのが私の責任だと思います」と言う。流石、業界でも名高いチームプレーヤーの信条!チームワークが画面で感じられる番組に仕上がっている筈だ。

『ブラザース&シスターズ』は、米国ではシーズン4が始まったばかり。今シーズンは「笑いが一杯のコメディーにしたかったのに…」と前置きしたのがキャリスタ・フロックハート。エミー賞主演女優賞を手にしたサリー・フィールドだが、ノラの性格で一番気に入っている点は?という質問に「役は演じるもので、批評するものではない!」と的を得ない答え。何か悪いことを聞いたのだろうか?それとも、役者なら誰でも守りの姿勢に入るような質問なのか?後味が悪かった。

『ゴースト~天使のささやき』は、シーズン5が始まったばかり。『デスパレートな妻たち』と同様、5年先に飛び、メリンダ(ジェニファー・ラブ・ヒューイット)とは異なる能力を持った新キャストが登場。シーズン1でインタビューしたときは、「まだ幽霊にお目にかかったことがないの。楽しみにしているんだけど…」と懐疑的だったヒューイット。ところが、セットでも私生活でもこの5年間に何度も説明のつかない現象を目撃したとか。「寝室に上がったら、下の居間でどさっと音がするの。降りてみたら、本棚の本が床に散らばってるじゃない?奇麗に片付けて、2階に上がって10分ほどしたら、又同じ現象。でも、恐いって思わなかったわ。だって、私この5年間『死者の究極のコンシェルジュ』を演じてるから、怨んで出る訳がないでしょ?」と語る。米国では周期的に人気が出る吸血鬼のファンで、『トワイライト』や『The Vampire Diaries』が大好き。ノストラダムスに是非、会いたいとも言う。

『デスパレートな妻たち』はシーズン6に突入。「今シーズンの問題児」は都会で鍛えられた毛色の違うボーレン一家、ソリース一家に仲間入りした末恐ろしい女子高校生と、妄想に取り憑かれたキャサリン・メイフィールド(ダナ・デラニー)と複数。詳細は誰も明かしてくれなかったが、久し振りにインタビューに姿を現したリネット役のフェリシティー・ハフマン。「リアル、正直、欠陥だらけだけど、地に足の着いたリネットが大好き!」と言うが、脚本通りに芝居をしているだけで「特に将来どうなったら面白い!とか、アイデアは湧いて来ないの」と種明かし。デラニーは「幸せって、芝居にならないの。妄想にとりつかれて策略を練る女はやり甲斐があるわ!」と言う。一番好きなキャラクターは?の答えは、ブリーが圧倒的多数を占めた。

『グレイズ・アナトミー』は、シーズン6を迎えた。エリック・デーンが「本作の声はベイリーに託されている」とコメントしたベイリー役のチャンドラ・ウィルソンがシーズン6で逸話監督をした。「テーマは『効率』。準備をしっかりすれば、無駄のない撮影だって可能だと証明できたわ!」とウィルソン。金曜日に真夜中までこき使われなかったのは初めて!とキャストには好評だった。クリスティーナ役のサンドラ・オーが「これが地上波局最後のドラマになるのでは?」と米国テレビ業界を憂え顔で語ったのも印象的だった。「地上波局が今何とか踏ん張ってドラマを守ってくれないと、秀作は全部ケーブルに偏ってしまうと思うの」と真摯に述べた。

『プライベート・プラクティス』はシーズン3が始まったばかり。この日は8話目を収録中でセットに入れてもらえなかった。撮影所内の会議室で、俳優が登場するのを待つのみ。ケイト・ウォルシュとポール・アデルスタイン以外は、全員1人ずつインタビューに応じてくれた。一番楽しかったのは、クリス・ローウェル。パイロットでムキムキ上半身を披露し、女性視聴者の目を楽しませてくれたが、「スローモーションで、あんなに長く映るって思ってなかったから、約束が違うよ!って感じ。いや、まいった、まいった」と控え室で慌てて腕立て伏せしたと明かした。しかし、本作で「目の保養」から一番成長を遂げ、クリニックの誰よりも「賢人」になった。「本作の道徳的羅針盤の役だよ!」と嬉しそうに語ってくれたが、シーズン3では出番が減ってしまう。正直で自由奔放なシャーロット・キング(ケイディー・ストリックランド)はこれまで嫌われ役だったが、シーズン3に入って「やっと専門分野が決まるのよ!テレビでは初めての職業だから、やり甲斐があるわ」と語ってくれた。ちなみにストリックランドの実母は米国では知名度の高い看護婦なのだ。

今回もオーストラリアやニュージーランドから多数のジャーナリストが参加した。やはり、英語圏は手を加えずそのまま放送できるから、配給側としては、願ってもない市場なのだろう。


■『プライベート・プラクティス2 迷えるオトナたち
WOWOWにて10月5日(月)スタート!

 毎週月曜 よる11:50 [二カ国語版][HV]
 毎週土曜 午前9:00 [字幕版][HV]

(c) ABC Studios

ライタープロフィール

Meg Mimura

Meg Mimura
Television Critics Association (TCA)プレスツアーに会員として参加する唯一の日本人。ATAS会員。心の糸に触れた作品、目からウロコを体験させてくれる放送作家、元気をくれる俳 優等を紹介するのが生き甲斐のテレビ評論家。テレビのメッカでテレビへの熱い想いと畏敬の念を燃やし、「わくわく、いきいき、にこにこ」と生きています。 最新のモットー「Leap! And the net will appear.」は『名探偵モンク』から学びました。

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