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2008:01:29:19:09:58 読書で海外ドラマ…ノベライズと原作、そのふかーい世界。

「読んでから見るか、見てから読むか」ってのは、角川映画『人間の証明』公開時のキャッチコピーだった(古いな、また…)けど、海外ドラマだって、原作があったり、ノベライズがあったりするんだから、本だって読まなきゃ、ね。
海外ドラマの本といえば、王道はノベライズ。
ノベライズっつうのは、放送されているドラマ(や映画)をもとに無理矢理(失礼…)小説化つまりノベライゼーションしちゃったというもの。ドラマや映画のノベライズ作家ってとかく文学界(なんてあんの?)とかからは軽視されがちだけど、実は大物がからんでいることがけっこうあったりしてね。といっても脚本家がそのままノベライズしている場合も多くて、そんな場合はドラマ(映像)の奥に隠されていたことが行間から浮かび上がってきたりもする。まあ、そんな楽しみ方ができるのがノベライズ。
たとえば『LOST』のノベライズ(竹書房刊)。ほぼ脚本どおりと思える構成でありながら、細部の描写が映像のイメージをさらに広げてくれたりする。もちろん、『CSI:科学捜査班』のノベライズ(角川文庫刊)だって負けちゃいない。こちらをノベライズしたのはマックス・アラン・コリンズ。マックス・アラン・コリンズはミステリものの自著作がある一方、たくさんのノベライズを手がけている作家。あの『ダーク・エンジェル』も彼の手でノベライズ(角川文庫刊)されているわけだから、すでに日本でもおなじみさん。まあ、『ダーク・エンジェル』の場合は、ドラマそのもののノベライズというより、中途半端に終わったテレビシリーズその後のストーリーを描いたものだったりする。ドラマが終わっちゃってもやもやとしていた人は、小説を読んで、脳内変換(あのかっこいい映像にね)できる楽しみもあり!
ほかにも『24 -TWENTY FOUR-』(竹書房刊)や『THE OC』(竹書房、そのほか刊)など、最近の海外ドラマはほとんどノベライズされちゃってるよねーといっても過言じゃない状態。
んでもって、ノベライズだけじゃなく、海外ドラマをさらに強力にバックアップしちゃおうというのが、海外ドラマの公式ガイドブックの存在。おおっと忘れちゃいけない、去年発行された『メイキング・オブ・24 TWENTY FOUR』(竹書房刊)は、わが『海外ドラマNAVI』執筆陣に参加してくれているはせがわいずみさんの労苦のたまもの。まだまだ続きそうな『24』シリーズを深―く濃ゆーく楽しむならこちらははずせない(強制)。
ただ、海外ドラマのこういうノベライズものは、どっちかというとドラマを見たあと(または見ている最中)に読む(発行されるのも遅いしね)というのが通常。でも、すでに有名な小説がドラマ化された場合、みなさんは小説を先に読む?あとから読む?迷うよねー。でもさ、お気に入りの小説がドラマ化されたらされたで、気になって気になってつい見てしまうもんだし(おもしろくなくってもね)、はまってしまったドラマに原作があると知った日にゃあ、原作を読みたくなってしまう(おもしろくなくってもね)に決まってるし、こりゃ、堂々めぐりか。
で、海外ドラマ化されている小説って、ミステリが多い。たとえば、原作があまりにも有名なドラマといえば、『海外ドラマNAVI』のコラムでも紹介している『シャーロック・ホームズの冒険』と『名探偵ポワロ』の二作。コナン・ドイル(サーがついちゃう)とアガサ・クリスティというミステリファンなら誰もが知っている原作を無謀にもドラマシリーズ化しちゃったのは今やイギリスの歴史モノドラマといったらここしかない(といわれているかどうかは知らない)グラナダTV。しかし、その完成度はミステリファンも納得というからすごい。これら二作はどちらかというと古典(悪くいえば古くさい)ともいえるミステリが原作だけれど、最近の作家で思い当たるものといえば、「このミス(このミステリーがすごい!)」で1位に選ばれたことがあるR.D.ウィングフィールドのフロスト警部シリーズ。ドラマはこちら。ただ、個人的には、創元推理部文庫の表紙のほうが、ドラマよりも原作のフロスト警部のよれよれ感出てる気がしたりする…。
そして。映像化の多い作家として忘れちゃいけないのが、ホラーのキング!スティーヴン・キング!(ここ笑うところ…)
今、放映中のドラマでいうと、『デッド・ゾーン』(新潮文庫刊)がそう。
キング原作ものは、ミニシリーズのドラマ化にしろ、映画化にしろ、○か×かという両極端な完成度のいわば曲者が多いのだけど、ここにきてやっとシリーズもののドラマとしてのレベル(いい意味で)に達することができた! でもこのドラマシリーズ、原作の設定は残しているけれど、ほぼ別物(それがシリーズ化成功の秘訣だ!)。あの名作、『デッド・ゾーン』がシリーズもののドラマになるなんて信じられなかったけれど、そう来たか!な感心ができちゃう出来ばえであります。
にしても、ミニシリーズが多かった作家なので、初ドラマ化なのはちょっと意外だな。
ちなみにキングいちばんのお気に入りドラマはなんと『LOST』だそうで。へええ~~。
でも、どの本を最初に読む?となったらやっぱりお気に入りのドラマのノベライズからかな? とりあえず、これまで『海外ドラマNAVI』で紹介してきたドラマの原作者をご紹介。(一部抜けあるかも)。
アガサ・クリスティ
コナン・ドイル
スティーヴン・キング
ロッド・サーリング
ロアルド・ダール
ジェーン・オースティン
R.D.ウィングフィールド
あれ、思ったより少ないなー。
ということで、
海外ドラマファンみなさんのおすすめ原作者を大募集!
コメントお待ちしております。というよりも個人的に読みたいだけだったりする…。
さあ、みなさん、
これからも映像と文字、両方を極めてさらなる海外ドラマの世界を広げていこう!
『CSI:科学捜査班』
(c)MMV & MMVI CBS Worldwide Inc. and Alliance Atlantis Productions, Inc.All Rights Reserved
ライタープロフィール
ドラマナビ編集部
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海外では
まるでドラマのようなプロポーズが
行われています。
何気ない日常生活の中で
突然、世界一輝く瞬間があると思わせてくれるエピソードです。 [続きを読む]
受信: 2008年2月 3日
コメント
freesiaさん、こんにちは
知ってます、おばちゃまシリーズ。
表紙だけ、ですが…。
実はいっつも手にとってはみるものの
シリーズだし、表紙のイラストがうーん、なかんじで
購入までいってませんでした。
しかし、もっと気になるのは女性版デッドゾーン。
こちらはぜひとも読んでみようかと。
ムックももちろん楽しみです。
また情報お待ちしてます!
投稿: 海外ドラマNAVI編集部 | 2008年2月 8日
こんにちは。
イギリスのミステリといえばクラシック物のイメージが強いかもしれませんが、現在ミステリチャンネルで放映されている「Wire in the Blood」シリーズの原作も非常に面白いですよ。
日本では「殺しの儀式」等のタイトルで集英社文庫より4作出版されています。
私はドラマを見た後でこの原作を読んだのですが、ドラマ(90分)では描ききれなかった犯人の過去や心情などが細かく描かれていて大変読み応えがありました。
(ちなみに、ドラマ版以上に残酷なシーンが多いです・・・)
原作者のヴァル・マクダーミドはこのシリーズで英国推理作家協会のゴールド・ダガーを受賞し、ドラマにも時々エキストラで顔を出しています。
投稿: Ayano | 2008年2月14日

ここ数年は、好きな海外ドラマを見るのに忙しくて、
文庫本を読む時間がないです。
もし、個人的に、好きな文庫本シリーズでよければ、
「ドロシー・ギルマン」の「おばちゃまは飛び入りスパイ」
からスタートするミセス・ポリファックスシリーズ。お勧めです。
これは、気軽にさくさく読めて、あっという間に夢中に
なります。
なんてったって、このミセス・ポリファックス、ただ者じゃ
ありませんから。
この年で、シドニー・ブリストウに匹敵するスパイ。
窮地に陥っても、知恵とアクションで切り抜ける。
個性的で、愛すべきキャラクターです。
他に、「伯爵夫人は超能力」も、女性版デットゾーンて
感じで、2冊でてますが面白いですよ。
http://homepage1.nifty.com/ta/sfg/gilman2.htm
海外ドラマムック本は、永久保存版になりそうなのは
「教えて!CSI: 科学捜査班/マイアミ/ニューヨーク(DVD付)」
2007年の発売だったので今年2冊目を出してほしいです。
そして、今年の2月に発売なのは2冊?
「日経エンタテインメント!海外ドラマSpecial(DVD付)」
「Enjoy 海外TVドラマLife 2008年 3月号2/15発売」
買わなくっちゃ。楽しみです。
投稿: freesia | 2008年1月30日